
世界的に有名な高級オフィスチェアである、ハーマンミラーのアーロンチェア。新品価格が30万円前後ととても高額なので、「中古で買えたらお得なのでは?」と考える人も多いはずです。
しかし一方で、中古購入はやめた方がいいという意見もゼロではありません。特に、下調べをせずに中古品を購入すると、後悔するリスクが高まるので気をつけておきたいところです。
そこで今回は、中古購入はやめた方がいいと言われる理由を紐解きながら、注意点や後悔しないためのポイントを解説していきます。
アーロンチェアの購入を迷っている方は、ぜひ目を通してみてください。

アーロンチェアはハーマンミラーの製品で、正規品が多く出回っています。しかし新品だけでなく、中古購入という選択肢もあります。
中古品には「劣化が心配」「失敗しそう」といった声もありますが、選び方さえ間違えなければ、コストを抑えつつ高性能チェアを手に入れるチャンスにもなり得ます。
実際に中古市場には、比較的使用期間が短く、見た目や機能面で大きな問題のないアーロンチェアも存在します。上手に見極めることで、定価30万円近いアーロンチェアを、20万円以下の価格で手に入れることも可能です。
一方で「中古のアーロンチェアなら何でも同じ」「有名チェアだから大丈夫」と考えてしまうのはとても危険です。
なぜなら、中古市場と言ってもピンキリだからです。新品のように綺麗な個体がある一方で、見た目や内部に劣化を抱えているチェアもあるのが現状です。
そのため、十分な知識や下調べなしに購入すると、座り心地や不具合で後悔する可能性があります。
特にアーロンチェアは高級チェアであるがゆえに、中古でも失敗したときのダメージが大きくなりやすいので気をつけておきましょう。実際に「中古購入はやめた方がいい」と言われることも多くあります。

アーロンチェアにしてからそろそろ14年目になる。 腰当てが割れ、腰当ての位置調節する取っ手がすっぽ抜け、肘掛けが少し破れた以外は初期と変わらず使えてる印象
— さいた (@saita038) March 2, 2024
アーロンチェアのひじ掛け、ワッシャー割れすぎ問題
— カーン (@k_khan) April 16, 2021
アーロンチェアのガスシリンダーがへたり始めてる気がする まだ大丈夫だけど勝手に座面が下がり始めたら交換しないといけないな
— れとろ (@NostaRetro) December 13, 2021
アーロンチェアの中古購入で特に注意したいのが、見た目では判断しにくい劣化や不具合です。
アーロンチェアは、メッシュ素材・フレーム構造・複数の可動パーツで快適性をサポートしています。そのため、メッシュのハリが弱くなっていたり、可動部の動きが鈍くなっていたりすると、本来の座り心地を発揮できなくなることがあります。
特に長期間使われた中古の個体では、外観に大きな傷がなくても、内部パーツに負担が蓄積しているケースもあります。
座面などはへたりにくいと言われているものの、腰あてや肘掛けなどには劣化・破損が多く報告されています。ガスシリンダーなどもへたりがみられるケースがあり、気付きにくいポイントなので注意しておきたいところです。
中古アーロンチェアの多くは、写真と簡単な説明文を見て購入を判断することになります。しかし、写真で分かるのは、主に外観の傷や汚れまでです。
例えば座面の沈み込み具合や、リクライニング時の滑らかさ、微妙なガタつきや異音といった性能面の違和感は、実際に座ってみないと分からないことがほとんどです。
明らかに故障していなくても、新品に比べて違和感を感じる場合もあるので注意しておかなければなりません。
中古品の状態は、前オーナーがどのような環境・使い方で使用していたかによって大きく左右されます。
例えば、体重が重い人が長時間使用していた場合や、前傾姿勢での作業が多かった場合などは、特定の部位に負荷が集中し、劣化が進んでいることがあります。
また、オフィスで複数人が日常的に使用していた個体と、個人が在宅ワークで使用していた個体とでは、同じモデルであってもコンディションに大きな差が出ることがあります。
このように、中古のアーロンチェアは「型番」や「見た目」だけでは判断しきれず、使われ方による個体差が大きい点が難しいポイントです。
上記のようなリスクを避けるためには、中古品のランクや状態が明確に記載されている商品をしっかりと選ぶことが大切です。
「使用感あり」「動作確認済み」「整備済み」「傷あり」など、状態が具体的に説明されているかを必ず確認しましょう。
とにかく安いから、という理由だけで飛びつくのはおすすめできません。中古品である以上、新品と同じ座り心地を期待しすぎないことも大切です。

中古品は新品と違って、いわゆる“当たり外れ”があります。ほぼ新品に近いコンディションの個体がある一方で、長年酷使されて劣化が大きく進んでいるものも混在しています。
価格帯も幅広く、選ぶのに迷ってしまうこともあるでしょう。「なぜこの価格なのか」「状態に見合った金額なのか」をしっかりと考えないと、割高な買い物になってしまうこともあります。
また中古市場は、必ずしも価格=品質とは限らない点にも注意しましょう。中古にはさまざまな販売ルートがあり、個人間取引やフリマアプリ、オークション、中古家具店など、出どころによって製品状態の信頼性や値段の付け方に差があります。
購入時には、相場感や製品状態に関するある程度の知識が求められます。
特に注意したいのが、フリマアプリやオークションサイトでの個人間取引です。出品者によって製品知識や説明の丁寧さには差があり、状態が正確に伝わらないケースもあります。
例えば「動作に問題なし」と書かれていても、実際にはリクライニングがスムーズでなかったり、ガスシリンダーがへたり始めていたりすることもあります。
また個人間の取引の場合、写真では判断できない不具合があった場合でも、返品や返金に応じてもらえないケースがほとんどです。
さらに中古市場には偽物が疑われる個体や、完全な偽物ではなくても改造パーツが使われていたり、複数の個体から部品を組み合わせたものが出回る可能性も潜んでいます。
当たり外れや真贋に関する失敗を防ぐためにも、できるだけ信頼できる中古家具店から購入することをおすすめします。
中古品の取り扱いに特化した家具店であれば、「査定済み」「整備済み」の記載や状態ランクの明記など、製品状態が分かりやすく提示されていることが多く、購入後のトラブルも起きにくくなっています。
また、店舗によっては独自保証や返品対応が用意されている場合もあり、中古品であっても一定の安心感を持って選ぶことができます。
以下の記事では、実際に中古購入で後悔しやすいポイントをまとめています。不安な方はこちらも参考にしてみてください。

アーロンチェアは、新品価格が30万円前後と高額なオフィスチェアです。中古品であれば価格は下がるものの、相場はおおよそ5万円〜20万円前後と、決して安い買い物ではありません。
ブランドにこだわりがなくお得なオフィスチェアが欲しい、コスパの良いオフィスチェアがいいという場合は、3万円以下や5万円以下でも選択肢は豊富にあります。
知らずに買ってしまうと、「思ったほど安くない」「この価格なら他のチェアでもいいのでは?」と後悔してしまう可能性もあります。
中古でも一定の価格がするからこそ、本当に自分に合うのか、価格に見合った状態かどうかを慎重に判断する必要があるでしょう。
アーロンチェアの大きな魅力のひとつが、ハーマンミラー正規品に付帯する12年間の長期保証です。
しかし、中古品の場合、この正規保証は基本的に受けられません。そのため、購入後に不具合が発生した場合、修理やパーツ交換は自己負担となります。
特に、ガスシリンダーや可動部の修理は費用がかさみやすく、場合によっては修理代で思ったよりも高額になるケースがあります。
中古市場を見ていると、「アーロンチェアは値崩れしているのでは?」という声を目にすることがあります。
確かに中古品は、新品価格と比べれば大きく値下がりしています。また、中古品が多く流通しているため、値崩れしているように感じる人もいるでしょう。
しかし実際には、新品価格はむしろ上昇傾向にあり、ブランドとしての価値が大きく下がっているわけではありません。
アーロンチェアは長年支持されてきた定番モデルで、流行に左右されにくいチェアの一つです。時間が経って大きく価値が下がるというわけではないので、ここは安心して大丈夫です。
中古のアーロンチェアを購入する際は、価格だけで判断せず、製品状態とのバランスを見ることが重要です。
相場より極端に安いものは、劣化や不具合を抱えている可能性があります。一方で、高額な中古品であっても、整備内容や保証が不十分であれば安心とは言えません。
中古アーロンチェアで不安になりやすいのが、「状態のバラつき」と「保証のなさ」です。
その点、オフィスアイデアではクリーニング・整備済み+独自保証付きのアーロンチェアを取り扱っているので安心できるでしょう。中には新品に近い状態のものもあるので、ぜひチェックしてみてください。

アーロンチェアの偽物もちゃんと売ってた
— えふのじ (@fnoji) April 23, 2021
アーロンチェアには、偽物やパクリ品が登場しているという口コミがあります。完全な偽物ではなくても、改造パーツなどを使ったものも存在しているので気をつけなければなりません。
特に中古品はリスクが高いので、不明な品を買わないようにしよう。
ちなみに伝統的な家具にはそのデザインを模した「リプロダクト品」が発売されることがあるが、アーロンチェアの正規リプロダクトは存在しないので注意です。リプロダクト風に売られているものは、いわゆるパクリのようなアイテムなので間違えないように注意です。
一方でアーロンチェアには、「クラシック」と「リマスタード」という種類があります。これはどちらも正規品で、クラシックが以前のもの、リマスタードが2016年リニューアル後に発売されたものとなります。
中古アーロンチェアを見分ける際は、まず「クラシック」と「リマスタード」の違いを把握しておくことが重要です。
レバーの位置や操作感、背面のフレーム形状などは、モデルごとに特徴があります。アームの可動域やリクライニングの調整機能などは、モデルによって違います。知っているモデルと違うからといって、必ずしも偽物とは限りません。
さらに、脚部にはアルミニウムベースや樹脂ベースなど複数の仕様があり、素材によって価格帯も変わってきます。
なお、アーロンチェアはモデルや仕様の違いが分かりにくく、それが中古購入の不安につながることもあります。細かな仕様の違いを理解しておくことで、「怪しいかどうか」を冷静に判断しやすくなります。
リマスタードや各エディションの違いを整理した記事もあるので、詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてください。

アーロンチェアは必ずしも全員に合うとは限りません。特に中古品は、後悔してしまうリスクが高いので気をつけましょう。
まず、ブランド名や評判だけに惹かれて購入しようとしている人は注意が必要です。
アーロンチェアは高級チェアですが、体型や座り方によって合う・合わないがあり、「高級=誰にでも快適」というわけではないので気をつけましょう。
また下調べをせずに購入しようとしている人も、中古品では特に失敗しやすくなるので注意です。サイズや仕様、モデルの違いを理解していないと、状態が適切か、自分に合うかどうかを見極めるのが難しくなります。
また、多少高くても安心感を最優先したい人にとっては、中古よりも正規品のほうが向いています。長期保証・新品ならではの安心感を重視するなら、正規購入を選ぶほうが後悔しにくいでしょう。

やめた方がいい理由を取り上げてきましたが、もちろん中古品でアーロンチェアを選ぶことにはメリットもあります。
最大のメリットはやはり、新品よりも価格を抑えつつ、高性能なチェアを手に入れられるところ。
「アーロンチェアをお得に手に入れたい」
「30万円は出せないが試してみたい」
「試座・下調べしてみてアーロンチェアが気に入った」
このような方には、中古のアーロンチェアがおすすめできます。
一方で、同じような価格帯であれば、他ブランドの高級オフィスチェアを検討するという考え方もあります。必ずしもアーロンチェア一択にこだわらず、用途や体型に合ったチェアを比較検討することも大切です。
そして中古でアーロンチェアを購入する場合は、価格と製品状態のバランスをしっかり確認することが欠かせません。
そのうえで、きちんととクリーニングや点検が行われた整備済製品を選ぶことで、中古購入のリスクを抑え、安心して購入しやすくなります。
中古アーロンチェアは、選び方を間違えてしまうと後悔してしまうかもしれません。ただし中古品が悪いというわけではなく、きちんと選べば賢い選択肢にもなり得ます。
大事なのは、きちんと下調べをしてから、安心できる製品を買うことです。見た目では分からない劣化や不具合がないかチェックして、価格相場や状態をきちんと比較し、保証内容なども確認した上で購入するようにしましょう。
また、必ずしもアーロンチェアにこだわらず、同価格帯の他チェアと比較するような視点も大切です。
中古で安心感を重視するなら、整備・検品が行われ、状態が明記された製品を選ぶのがおすすめです。オフィスアイデアでは、クリーニング・整備済みのアーロンチェアを取り扱い、初期不良時の返品・交換にも対応しています。
実際の状態を確認しながら、納得できる一脚を選んでみてください。


